日本への一時帰国から戻った翌々日に旅行に出たのですが、丁度タイミング良くプロビドールで開催されるチーズ教室があったのでお友達数人と参加しました。時間がなくて記事をアップ出来なかったので、アップしておきます。とは言え10月末のことで1月も経っていてかなり記憶が怪しいです。
10月のチーズ教室のテーマは、「赤ワインと共に楽しむチーズ」。シンガポールにきてから気候のせいで白ワインに合うタイプのお料理が多くなり白ワインも結構飲んでいますが、基本酸味の強いものが苦手なので白ワインはあまり好まず、好きなのはヘビーな赤ワインなのです。ですので、このテーマは楽しみでした。
いつも素敵なディスプレー。
I had just 2 days between coming back from Japan and leaving for the UK and Marrakesh but luckily there was a Cheese Appreciation Class on one of those days. It’s been more than a month since the class though, so my memories are getting vague….
The theme of the October Class was “Cheeses that go with red wine” – I was looking forward to this because I love red wine.
* ブラ(A.O.P) (Bra Duro)
* ラクレット(Raclette)
* ブリー・ド・ムラン(Brie de Melun)
* ウブリアーコ(Ubriaco Rosso Trevigiano)
* カブラレス(Cabrales)
* エポワス(A.O.P) (Epoisses)
The cheese we learned about and tasted are the above 6 kinds. It’s always interesting to learn new things!
ブラ。イタリアのピエモンテ州の同名の村のチーズで、セミハードからハード。若いものはブラ・テーネロ。この日いただいたのは熟成が進んだブラ・デュロ。もちもちとした食感で、そのままいただいたり、すりおろしていただくそう。調べてみるとジェノベーゼソースは元々はこのチーズを使って作られていたそうです。ハードチーズは苦手ですが、これは熟成させているのでパルメジャーノなどと似た風味で、美味しくいただけました。
ラクレット。うちでも時々しますが、レッスンでも溶かしてじゃがいもにのせていただきました。
ブリー・ド・ムラン。白カビチーズ、ムラン村で作られる。ブリー・ド・モー、黒見えと並んでブリー3兄弟と言われるチーズの1つ。個性が強く乳酸発酵に時間と手間がかかるのチーズだそう。熟成が進むと茶色くなるそうです。
ウブリアーコ。イタリア語で「酔っ払い」という意味だそう。戦争中にぶどうの搾りかすの中に隠していてワインの香りが移った味わいのチーズになったと言われているそうで、今は赤ワインに漬け込んで熟成させているチーズ。アマローネやプロセッコにつけたものもあるそうです。リゾットによく使われるとのこと。独特の苦味があって、そのままではわたしはちょっと苦手でした。
カブラレス。幻のブルーチーズと言われるスペイン北部のチーズ。調べてみたところシードルの産地でもあるのでシードルとも合うそうです。洞窟の中で熟成させる際、洞窟の中の自然に存在する微生物で青カビが発生するそうです。牛の乳だけからも作られますが羊やヤギの出産時期から数ヶ月(春、夏)は3種類の乳が混ぜられ、この時期のものが一番美味しいと言われているそうです。この日は、無花果、無花果のジャムと一緒にいただきました。
エポワス。日本でもすっかりお馴染みになったブルゴーニュ地方のエポワスで作られるウォッシュタイプのチーズ。普通のウォッシュタイプのチーズは塩水で表面を洗いながら熟成させますが、エポワスは塩水と一緒にマールという葡萄の搾りかすからとったブルゴーニュ地方の地酒でチーズを洗いながら熟成させていくのです。
そして、プロビドールからのこの日の「一品」はバターナッツスクウォッシュとブルーチーズのパスタでした。